麦畑の向こうの山は、白髪岳(1417m)です。球磨盆地(南北約15km、東西約30km)の南に位置しています。
この山に降った雨は、歳月をかけて花崗岩をくぐり抜け、麓の谷水薬師に湧出します。この名水と源を同じくする水が、当社焼酎蔵の地下を流れ、「松の泉」の焼酎造りに使用されています。
新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、4月18日(土)から5月11日(月)まで、
食事処及び、蔵見学は、休業いたします。
焼酎売店は、通常通り営業いたします。(・定休日 日曜日 ・営業時間 午前8時~午後5時 )
「SL人吉」が、肥薩線を球磨川沿いに「JR人吉駅」へ向かっています。
※当社へのアクセス 「JR人吉駅」に隣接する、くま川鉄道「人吉温泉駅」で乗車し、「おかどめ幸福駅」の次の
「あさぎり駅」で下車。そこから徒歩5~10分で球磨焼酎蔵元「松の泉酒造」に着きます。
くま川鉄道の列車が、写真左の方にある「おかどめ幸福駅」へ向かっています。(撮影 3月29日)
くま川鉄道は、人吉市の「人吉温泉駅」から球磨郡湯前町の「湯前駅」まで、路線総延長24,8kmのローカル鉄道です。
列車は、球磨盆地の山々に囲まれた、のどかな田園地帯の中を走ります。
※おかどめ幸福駅 日本で唯一「幸福」という名がつくことで有名です。(当社の焼酎蔵からの距離は約1,6km)
写真は、人吉城跡で、石垣の手前を流れるのは球磨川です。(撮影 3月29日)
鎌倉初期の建久9年(1198年)、源頼朝の命を受け、遠江国相良(とうとうみのくにさがら・現在の静岡県)より人吉荘の地頭として着任した相良長頼が、人吉城の城主となり、以後、相良氏は、幕末まで代々約700年にわたり在城しました。
人吉城は、球磨川と胸川を堀とし、また、山の斜面や崖を城壁とし、自然を巧みに利用して築かれています。